東京、日本(Fridays for Future Tokyo)

2019年9月20日〜27日(日本:9月20日)

760万もの人々が気候マーチに参加。これは歴史上最大級の気候マーチです。

ニューヨーク、ジャカルタ、メルボルン、ベルリン、イスタンブール、グアダラハラ、アンマン… 世界中の大都市から小さな村々に至るまで、気候を守ろうと数百万もの人々が手を取り合い、声をあげたのです。 私たちにはつながることで力強いメッセージを伝えられることをグローバル気候マーチで確認できました。

持続的な未来を選ぶためには、ひきつづき世界中で皆さんの声が必要です。 未来に何が起きるかは、私たちの行動にかかっています。1度限りのものとしないよう、一緒に取り組んでいきましょう。世界中のどこにいても、何かしらの参加ができるはずです。

世界 760万人以上

185 カ国
3024 企業
73 労働組合
820 団体
8583 ウェブサイト
6135 アクション

が展開されました。

TOKYO

SENDAI

KYOTO

FUKUOKA

世界から写真が続々と!

メキシコ・メリダ。  撮影: Alejandra Prietodavo

ニュージーランド・ウェリントン。  撮影: Kieran Meredith

カナダ・オタワ  撮影: Nhattan Nguyen

チリ  撮影: Greenpeace Chile

カナダ・エドモントン。  撮影: Abdul Malik

カナダ・エドモントン。  撮影: Abdul Malik

カナダ・モントリオール。.  撮影: Ulysse Lemerise

セネガル・カオラック。.  撮影: Xippil Xole

ベトナム・ホーチミンシティ。  撮影: Hong Hoang

オーストラリア・シドニー。  撮影: Nilesh Pawar

米国・ニューヨーク市。  撮影: Heather Craig / Survival Media Agency

フィリピン・イロイロ市。  撮影: Jimdel Ryu Mabaquiao / Nelson Cabalatungan

東京  撮影: Rodger Sono / Survival Media Agency

バヌアツ共和国 写真: Dax Tahapath Kallunabeck

オーストラリアのメルボルンで行進する10万人 写真: Teagan Glenane / Survival Media Agency

サンフランシスコ・米国 写真: Sunshine Velasco / Survival Media Agency

ニューヨク・米国 写真: Sunshine Velasco / Survival Media Agency

メキシコシティ・メキシコ 写真: Diego Rodríguez García / Survival Media Agency

ロンドン・イギリス 写真: Kristian Buus / Survival Media Agency

キエフ - ウクライナ 写真: Victor Dyomin / Survival Media Agency

ベルリン・ドイツ 写真: Ahmed Helwa

ジャカルタ ・ インドネシア  写真: Gilang Kharism

クラークスドープ、南アフリカ.  写真: Brighton Phiri

ハンブルク・ドイツ 写真: Fridays for Future

9/20は歴史的な日となりました!

気候対策求め760万人がマーチに参加

 

大人も初の参加となった第1回目のグローバル気候マーチは、歴史的な一週間となりました。

オーストラリアでは、前回の気候マーチの記録を上回る、40万人以上の人々が参加、またベルリンだけでも27万人の人々が街頭を埋め尽くしました。 その力強く美しい光景を収めた数々の写真が、太平洋地域、東アジア、南アジアの国々から届きました。

9月23日の国連気候行動サミットでは、各国の政府代表に、なんとしても伝えなければいけないことがありました。 それは、クライメート・ジャスティス(気候の公平性)に根ざした意欲的な気候対策を策定すること、そして化石燃料に頼り切っていた時代を終わらせることです。

 

世界各地のマーチ

9月20日、東京で若者を応援すべく、多くの団体・企業も参加

日本: 日本では、23都道府県で5000人以上が参加。27ヶ所でイベントが行われました。その中でも東京で行われたマーチが最大級で、参加者は国連大学から表参道を通り抜け、さらに渋谷駅ハチ公像前を通り、「What do we want? Climate justice! When do we want it? Now!(欲しいものはなんだ?ー気候正義!いつ欲しいんだ?ー今だ!)」と呼びかけながら歩きました。また、東京でのマーチの企画の中心となった学生有志団体Fridays For Future Tokyoは9月13日に東京都議会に対して「気候非常事態宣言」の発令を求める要請書を提出しています。


9月20日バヌアツ。撮影:Dan McGarry


太平洋地域から日は昇る: 最初のアクションは、ソロモン諸島にある世界最大の礁湖、マルボラグーンからスタートでした。ラグーンの岸にボートを漕いでやってきた活動家たちは、戦士の姿で伝統舞踊を披露しました。 「音楽、伝統、風習、アート、そしてストーリーテリングを通じ、太平洋諸島の人々と共感しあいながら、気候変動の最前線で何が起きているかを、世界中の皆と共有します。そうすることで、マーチに参加する国際社会の皆様と連帯し立ち上がるのです。」 太平洋地域では、合わせて30以上のイベントが開催されました。

メルボルンとシドニーでは前回の参加者数を上回り、またオーストラリア全体のマーチ参加者数は40万人を超えました。同国各地から続々と最新情報が届く中、明日には、さらにこの数字が伸びることになるでしょう。 シドニーでは、市街地の主要道路が閉鎖されました。 またオーストラリアの海運労働組合によると、港湾運営会社、ハチソンポートに勤める港湾労働者およそ380人が仕事を休みマーチに参加しました。

 


雨が降る中、安全な未来を求めるムンバイの子どもたち。撮影:Fridays for Future Mumbai

南アジア:インド各地では70以上のイベントが開催され、色とりどりの熱気にあふれる1日となりました。 ネパールで開かれた集会では、ヒマラヤ山脈への気候の影響を明確にした上、石油および天然ガス採掘に向けた、政府による耐震テストに抗議しました。 日中の気温が摂氏41℃にまで上昇した、パキスタンの街ゴーキ(Ghotki)では、人々が気候正義を求め声を上げました。

 


ウクライナの首都キエフ。撮影:350 EECCA

東ヨーロッパおよびコーカサス地方 史上最大規模の気候マーチとなったことを、キエフの主催者たちは興奮気味に伝えてくれました。 またジョージアの首都トビリシでは、3日間にわたるマーチが開催され、東ヨーロッパとコーカサス地方では、上記以外にも様々なアクションが催されました。

南アフリカ: ヨハネスブルグでは、石炭から再生可能エネルギーへの、公正な移行を後押しするため、気候マーチが開催されました。 気候マーチを皮切りに、今後1週間は各地でビーチ・クリーンアップから、都市におけるガーデニング、リサイクルを利用したアート・ワークショップに至るまで、ポジティブな気候アクションが開催。 さらに80万人の労働組合員を抱える、南アフリカ労働組合連盟も気候マーチを支援しました。


FridaysforFutureによるベルリン・マーチ。撮影:Carmen Viñas

ベルリンでも: 複数の公共交通機関がストップしたにも関わらず、 ベルリンのマーチは、参加者27万人集まりました!ベルリンの別の場所では、橋を封鎖するアクションも行われました。

ドイツ各地で行われたマーチやストライキは、計500件を上回ります。さらにイタリア、ポルトガル、オランダをはじめとした欧州各国でも開催され、初日だけでも、数百万人が参加した見込みです。

ケニアのナイロビから届いたこちらの動画を見ると、元気をもらえます。 マーチ参加者のひとりは、「再生可能エネルギー100%実現に向かって一直線に進むよう、政府に求めるためマーチに参加しました。」とコメントしました。

街頭以外でも繰り広げられたアクション

企業などは、気候マーチとは別の方法で行動を起こしました。これら企業の数は、総計3,000社以上に上ります。オフィスを休みにしたり、社員を休ませたりした企業もあります。また、デジタル気候ストライキの一環として、現在7,350以上のウェブサイトが1日閉鎖したり、オンライン上のグローバルマーチに参加するよう呼びかけました。

 

アクションをとりつづけよう!

素晴らしい初のグローバル気候マーチとなりましたが、今後は私たちの行動にかかっています。 気候マーチをたった1度開催するだけでは変化を起こすことはできません。1週間たったら普段通りの生活に戻るのでは、マーチの効力は薄れてしまいます。

あなたの守りたい人、次の世代に残したいもののために、世界中の皆と一緒に声を上げませんか?

 

参加する